土地をまるごと3次元モデル化してソフトに取り込み、架台を含めた緻密な立体的レイアウト設計を行います。
設計段階で完成姿が可視化できるので、施工中の不具合を未然に回避することができます。
- 傾斜なりに段差なくパネルを配置したい。
- 杭の根入れ、架台の傾きを管理したい。
- 施工期間を短縮したい。
サービスの特徴
傾斜地案件に特化
造成しない土地でも起伏に合わせたレイアウト
国土の75%を傾斜地が占める日本ではメガソーラーの開発対象は平地から傾斜地へとシフトしました。
その結果、従来の平面的な2次元設計では難易度の高い傾斜地案件が対応しきれなくなっています。弊社の設計サービスは土地をまるごと3次元モデル化してソフトに取り込み、架台を含めた緻密な立体的レイアウト設計を行います。
採用架台を忠実にモデル化
架台の構造を精査して忠実に3Dモデル化
傾斜地案件の場合、各メーカの架台性能によって設置の可否が異なるため、設置枚数に大きな違いが生じます。
ご採用の架台を正確に3Dモデル化し、レイアウトに反映するので、根拠のある設置枚数の検証が可能です。
杭座標管理による施工
施工管理に寄与し、大幅な工期短縮に貢献
昨今のメガソーラーの規模では、いかに効率よく、設計通りに杭を打設できるかがプロジェクト成否を左右します。弊社のサービスでは杭一本一本について付番を行い、杭頭の3点座標(x,y,z)に加え、地表座標、根入れ寸法についても割り出しが可能です。施工管理に大いにご活用いただけます。
PVsystによる発電予測
3Dレイアウトモデルを発電シミュレーションに反映
完成したパネルレイアウトや樹木の3DデータをPVsystに取り込むことでパネルに生じる影による影響を発電量計算に反映することができます。
成果物例
平面配置図
樹木、排水路、埋設配管等を同一図面にプロットすることで、施工前に杭打設箇所の干渉を認識することができます。
断面配置図
各断面の【パネル+架台】レイアウトを図面化することで、アレイ個々の杭の根入れ寸法、傾斜角度、地表面とのクリアランス等を可視化することができます。
杭座標データ
杭座標データを杭ナビに読込むことで、杭打ち作業の効率化が図れます。【 杭ナビを使用した施工方法】については現地指導も承っておりますので、お問い合わせください。
設計事例
ラミング方式やスクリュー方式等の野立て架台の場合、杭打ち後の杭頭位置によってアレイの組み立て形状が決まります。
3D設計による杭座標に従って杭打ちを行うことで設計モデルに極めて近い完成姿となります。